K-5IIs vs K-3III
PENTAXのAPS新フラッグシップ機の仕様が発表されましたね。といってももう一週間前ですが。機種名がどうなるかを心配していましたが、K-3 Mark III (以下、K-3III)と無難なところに落ち着いて安心しました。K-5III だとなお良かったのですが(笑)
さて、気になる仕様を愛機K-5IIsと比較してみました。自分にとって優先度の高い項目から順に記載しています。緑色はK-3IIIで改善されたもの、ピンクはK-5IIsの方が優れている点です。
K-5IIs | K-3III | |
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ファインダー倍率 | 0.92倍 | 1.05倍 |
連続撮影 | 8コマ/秒 | 12コマ/秒 30コマまで |
測光 | 77分割 | 30万画素RGBIrセンサー |
測距 | SAFOX X 11点測距 (クロス9点) | SAFOX13 101点測距 (クロス 25点) |
記録媒体 | SDXC | SDXC デュアルスロット (スロット1はUHS-II対応) |
Bluetooth | なし | あり |
Wi-Fi | なし | あり (11b/g/n) |
リアレゾ | なし | あり |
ISO感度 | 100-51200 | 100-160万 |
手振れ補正 | 3段 | 5.5段 (5軸) |
背面液晶 | 3.0インチ(92万画素) | 3.2インチ(162万画素) |
有効画素数 | 約1600万 | 約2600万 |
重さ | 760g | 820g |
大きさ | 131 × 97 × 72.5 | 134.5 × 103.5 × 73.5 |
フラッシュ | あり (GN13) | なし |
GPS | なし | なし |
背面液晶 | 固定 | 固定 |
こうして整理してみると、さすがに8年前のK-5IIsからは色々と改善されています。
PENTAXに忖度してファインダーを一番上に持っていきましたが、連続撮影バッファが30枚まで増えたのが結構うれしいです。飛行機とか撮るときに書き込み待ちになってしまうことがありますからね。
そして測光が77分割から30万画素RGB赤外線センサーになったことで、露出が今より安定することを期待しています。AF は今でもそれほど困っていないのですが、速くなっているといいなぁ。
あとはBluetooth ですね。今は撮影データをスマホに移すときは FlashAir を使っていますが、もっと簡単になるといいですね。もしかしてスマホをライブビューのモニタとして使えたりすると最高です。可動液晶画面がほしい思う場面はそんなにないのですが、星空を撮ったりするときに立ったままアングル決められるといいな。
唯一(?)悪化といえるフラッシュ撤廃ですが、GPSとあわせて内蔵されないのは意外でした。肝いりのファインダー用プリズムに拘ったため入らなくなったのでしょうね。利用頻度が少なめの AF360FGZII を活用しろということだと思うことにします。O-GPS1 も入手したばかりですしね。
値段が思っていたよりちょっと(かなり?)高そうですが、K-5IIsからの正統進化ということでやはり楽しみです。愛機K-5IIsの運命や如何に。